「Web面接って苦手…」
「スマホで受けても大丈夫?」
「うまく話せなかったら落とされそうで不安」
警備の仕事に応募する中で、Web面接に不安を感じている警備員・警備員志望の方はとても多いです。ですが、先に結論をお伝えすると、 警備業界のWeb面接は“話が上手い人”が有利な場ではありません。警備会社が見ているのは、対面面接でもWeb面接でも一貫して次の3つです。
- 清潔感
- 信頼できそうか
- 責任感・落ち着きがあるか
この記事では、 警備員として評価されやすいWeb面接の準備・マナー・話し方を、 現場目線でわかりやすく解説します。
最後には、面接前に必ず確認したいチェックリストも用意しています。初めてのWeb面接でも安心して臨めるよう、ぜひ参考にしてください。
警備の仕事は「人柄と姿勢」が最優先
警備業は、警備業法に基づき、人の生命・身体・財産を守る仕事です。
そのため、面接で重視されるのは次のような点です。
- 約束やルールを守れるか
- 落ち着いて行動できるか
- 指示を正しく理解し、実行できるか
「話がうまいか」「自己PRが派手か」よりも、この人と一緒に現場に立てるかが見られています。
これは、警備業法第14条に定められている「欠格事由」や、警備員教育で重視される基本姿勢からも明らかです。
Web面接でも、画面越しにその姿勢は十分に伝わりますし、逆に準備不足は「現場でも同じことが起きるかもしれない」と判断されてしまう可能性があります。
Web面接でよくある失敗

通信トラブルで焦ってしまう
- 声が聞こえない
- 画面が固まる
- 入室が遅れる
これは珍しいことではありません。 大切なのは、トラブルが起きたときの対応です。
慌てずに 「すみません、音声が途切れています」と伝えられるだけで、評価が下がることはありません。
まずはここから|環境と機材の準備
Web面接で一番多い失敗は、準備不足です。
通信環境
- できるだけ安定したWi-Fi
- 可能であれば有線LAN
面接ツール
- Zoom / Google Meet / Teams など
- 前日までに必ず接続テスト
事前に確認すること
- カメラは映るか
- 自分の声は相手に聞こえるか
また、万が一に備えて 面接担当者の電話番号やメールアドレスを控えておく、これだけで落ち着いて対応できます。
背景・カメラ・照明で印象は大きく変わる
Web面接では画面に映るものがすべてです。
背景
- 白い壁など、物の少ない場所
- 洗濯物・私物・散らかった部屋はNG
カメラの位置
- 目線の高さに合わせる
- 下から見上げる角度は避ける
照明
- 逆光は避ける
- 顔が暗い場合はデスクライトを使う
特別な機材は不要です。少し工夫するだけで「しっかりした印象」になります。
服装と身だしなみは「信頼感」そのもの
「Web面接だからラフでもいい」と思ってしまいがちですが、警備業界ではおすすめできません。
- スーツ、またはそれに近い服装
- 髪は整え、顔がはっきり見えるように
- 髭は剃る、アクセサリーは外す
また、画面に映らない下半身もきちんと整えることが大切です。服装を整えることで、気持ちも引き締まります。
話し方とリアクションは「少し大げさ」でちょうどいい
Web面接では、どうしても感情や熱意が伝わりにくくなります。
意識したいポイントは次の3つです。
- 声は少し大きめに
- はっきり、ゆっくり話す
- うなずきや表情でリアクションする
また、相手の話が終わってから 一拍置いて話し始めると、会話がかぶりにくくなります。
聞き取れなかった場合は、「すみません、もう一度お願いできますか」 と素直に伝えて問題ありません。
カンペは使ってOK。でも読み上げはNG
Web面接では、手元にメモを置けるのがメリットです。
- 志望動機のキーワード
- 聞きたい質問
をメモしておくのは、良い準備です。ただし、文章をそのまま読むとすぐに分かります。メモは キーワードだけ にして、自然に話しましょう。目線が下がらないよう、カメラの近くに貼るのもおすすめです。
トラブル対応は「警備員適性」が見られる場面
通信が切れる、音が聞こえなくなる――こうしたトラブルは、Web面接では珍しくありません。
評価されるのは、
- 慌てず
- 状況を伝え
- 指示を待てるか
この対応は、警備の現場で求められる冷静な判断力そのものです。
トラブルが起きても、落ち着いて対応できればマイナス評価にはなりません。
「準備できる人」は、現場でも信頼される
Web面接が不安なのは、あなただけではありません。警備会社側も、手探りで運用しているケースが多いのが実情です。だからこそ、
- 事前に準備している
- 落ち着いて話せる
- 丁寧に対応できる
この姿勢は、「この人なら現場でも安心して任せられそう」という評価につながります。
警備業界Web面接チェックリスト【面接前に確認】
面接前に、以下を一つずつ確認してみてください。
- 通信環境は安定している
- 面接ツールの動作確認を済ませた
- 緊急連絡先を控えている
- 静かな個室を確保している
- 背景は整理されている
- カメラ位置は目線の高さ
- 顔が明るく映っている
- 清潔感のある服装・髪型
- はっきり・ゆっくり話す意識
- カンペに頼りすぎない
まとめ|Web面接は「あなたの姿勢」を伝える場
警備業界のWeb面接は、完璧な受け答えを求める場ではありません。
- きちんと準備できているか
- 落ち着いて対応できるか
- 真面目に仕事に向き合えそうか
その 姿勢を見られています。
警備NEXT(警備ネクスト)では、現場で役立つ知識や警備員の声をこれからも発信していきます。日々の勤務に少しでも役立ててもらえたら幸いです。あなたの新しいスタートを、心から応援しています。
参考・出典
- 警備業法(e-Gov法令検索)
- 厚生労働省 ハローワーク「オンライン面接のポイント」
- 全国警備業協会 公開資料(採用・教育関連)