【新人必見】初出勤までに準備しておきたいものリスト

となりの警備員

はじめての警備の仕事、不安を減らすために

「警備の仕事に興味があるけれど、初出勤が不安…」
「現場には何を持っていけばいいの?」

警備の仕事が決まり、「いよいよ初出勤!」というとき、誰でも少なからず緊張するものです。事前にしっかり準備をしておけば、当日あわてることなく、落ち着いて業務に臨むことができます。
このページでは、新人警備員さんが初出勤前に用意しておきたい基本アイテムをわかりやすくご紹介します。
必要なものをチェックしながら、万全のスタートを切りましょう!

絶対に必要な基本アイテム(支給or指示されることが多い)

① 制服・制帽・安全靴など(基本は支給)

制服(上下)、制帽、安全靴やベルト類、ワッペン、反射ベストなど、業務に必要な装備は多くの警備会社で支給されます。これらは会社からの貸与品であり、正しい着用が義務付けられているため、受け取ったらまず「サイズが合っているか」「動きやすいか」を確認しましょう。
特に安全靴(鋼鉄製のつま先が入った靴)は、普段履き慣れない分、最初は固く感じることがあります。
足に馴染むまで時間がかかる場合もあるため、初出勤前に数回、自宅で履いて慣れておくのがおすすめです。
また、制服は基本的にきちんとアイロンをかけた状態で着用するのがマナーとされる現場もあるため、管理方法にも気を配っておきましょう。
会社によっては、雨具や手袋、防寒着などが別途貸与される場合もあります。支給品の一覧をしっかり確認し、不足しているものがないか事前にチェックしておくことが大切です。

② 警備業法に基づく「警備員証」

警備業界では、法令によって定められた「警備員証(写真付き)」の携帯が義務付けられています。
これは、身元がしっかりと確認された人物であることを証明する大切な書類です。現場によっては警備員証の提示を求められることもあります。
警備員証は、勤務先の警備会社が手配・発行・管理してくれるのが一般的ですが、受け取ったらすぐに所定のホルダーやポケットなど、決まった場所に入れておきましょう。
出勤直前に「あれ?どこにしまったっけ?」とならないよう、制服と一緒に保管する習慣をつけておくと安心です。
また、紛失した場合には速やかな報告と再発行手続きが必要となるため、取り扱いにも注意が必要なアイテムのひとつです。

現場に持参しておきたい必須アイテム

制服や警備員証などの基本装備のほかにも、実際の現場で「持っていて助かった!」と感じるアイテムがあります。
こうした持ち物は業務の効率を上げたり、急なトラブルに対応したりと、現場での安心感につながる大切なサポート役です。

ここでは、警備員として現場に出る際に持参しておきたい必須アイテムをピックアップしてご紹介します。
準備のチェックリストとして、ぜひ参考にしてみてください。

① 腕時計(デジタルが望ましい)

時間管理は警備の基本。配置時間や交代時刻の管理には腕時計が欠かせません。スマートフォンでは確認しづらい場面もあるため、アナログまたはデジタルの腕時計を用意しておくと安心です。
とくにデジタル式で防水機能付きのものは、屋外勤務時に便利です。

② メモ帳&ペン

警備の現場では、上司からの指示や配置情報をメモすることがよくあります。小さめのノートとボールペンは常にポケットに入れておきましょう。油性ペンも1本あると、雨天時でも書きやすく便利です。

③ 水筒(またはペットボトル飲料)

特に交通誘導など屋外での業務では、脱水を防ぐためにこまめな水分補給が必要です。水筒やスポーツドリンクを持参する習慣をつけましょう。会社によっては自販機や休憩所がない場合もあるため、準備しておくと安心です。

あると便利な+αアイテム

① 帽子の中に入れる汗止めバンド

夏場の警備業務では、制帽やヘルメットの中が蒸れて汗だくになることも少なくありません。特に直射日光の下での業務では、帽子内に熱がこもりやすく、額から流れる汗が目に入って視界がぼやける…という声もよく聞かれます。
吸水性の高い汗止めバンドや、薄手のタオルを帽子の内側に挟むことで、そうした不快感を大幅に軽減することができます。汗で帽子が汚れるのも防げるので、清潔を保つうえでも効果的なアイテムです。

② サポーター・インソール

警備の仕事は立ちっぱなしが基本。特に交通誘導や商業施設での巡回業務などでは、1日中立ち続ける、歩き続けるというケースも多く、足腰への負担が想像以上に大きくなります。
そんなときに役立つのが、ひざ・足首のサポーターや、靴の中に敷くクッション性のあるインソールです。
長時間の勤務でも足の疲れを軽減し、体へのダメージをやわらげてくれます。現場経験者の中には「これがあると全然違う」と手放せなくなる人もいるほどの便利アイテムです。

③ 替えの靴下・タオル

汗をかいたままの靴下で長時間過ごすと、足の蒸れやにおい、靴擦れなどの原因にもなります。特に雨の日や夏場は足元が不快になりやすく、疲労感も倍増しがちです。
そんなとき、替えの靴下やハンドタオルが1枚あるだけで、休憩時間に気分をリセットできます。バッグに小さく畳んで入れておけばかさばらず、急な天候の変化にも対応できるので、「あってよかった」と感じるシーンが多いプラスαアイテムです。

服装・身だしなみのポイント

警備員は「人に見られる仕事」です。身だしなみが乱れていると、現場の信頼感にも影響します。以下の点も出勤前にチェックしましょう。

  • 制服はアイロンをかけて清潔に
  • 靴は泥や砂を落としておく
  • 髪型は清潔感のあるスタイルに
  • 爪は短く切っておく

また、装飾品(ピアス・ネックレスなど)は基本的にNGです。業務中の安全にも関わるため、会社の指示に従いましょう。

先輩警備員からのアドバイス

「最初の現場に向かうときは、何があるかわからないので“ちょっと多めに”準備しておくのが安心。慣れてくると自分に必要なものだけに絞れるようになりますよ」

こう語ってくれたのは、施設警備を5年以上経験しているベテラン警備員のAさん。
現場ごとに必要なものは微妙に異なるため、最初は余裕をもって準備することが大切です。

まとめ:不安を「準備」で安心に変える

初出勤は誰でも緊張するものですが、事前に持ち物をしっかりと揃えておくだけで安心感が生まれます。警備員は「安全を守る」仕事であると同時に、自分の体調や装備をきちんと管理することも重要です。

会社からの案内や支給品の説明をしっかり確認しつつ、自分なりの準備を整えて、気持ちよく初勤務を迎えてください。

新人警備員の方にも心強いwebサイト「警備NEXT

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