冷たいまま持ち運べる!保冷ボトル&氷バッグの活用術

これいい!おすすめグッズ

警備員の夏を支える、新しい熱中症対策

連日30度を超える猛暑日が続く中、現場で働く警備員の皆様は、熱中症対策に日々奮闘されていることと思います。特に、交通誘導や雑踏警備といった屋外での業務では、直射日光の下で長時間立ち続けることも珍しくありません。こまめな水分補給が欠かせないことはもちろんですが、「本当に冷たい飲み物を、最後まで美味しく飲みたい」という声も多く聞かれます。
そこで今回は、単なる水分補給にとどまらない、より効果的な夏の対策として「保冷ボトル」と「氷バッグ」に焦点を当て、熱中症予防の基本を押さえつつ、冷たい状態を長時間キープできるこれらのアイテムをどのように活用すればよいのか、具体的な方法と選び方をご紹介します。

現場で役立つ保冷ボトルの選び方と活用術

現場で保冷ボトルを選ぶ際、もっとも重視すべきは「保冷力」です。朝、現場に向かう前に氷と飲み物を入れたボトルが、夕方まで冷たい状態を保ってくれるかどうかが、快適な業務を続けるための鍵となります。

1. 驚異の保冷力!真空断熱構造のボトル

保冷ボトルの多くは、魔法瓶のように真空断熱構造になっています。これは、ボトルの内側と外側の間に真空の層をつくることで、熱の移動を防ぐ仕組みです。一般的な水筒に比べて格段に高い保冷力を持っているため、夏の現場には必須のアイテムと言えるでしょう。

活用術

氷をたくさん入れる: 飲み物を入れる前に、まずボトルいっぱいに氷を詰め込みましょう。氷が溶けることで飲み物も冷え続け、より長時間冷たさを保てます。
凍らせたスポーツドリンクを入れる: 前日の夜にスポーツドリンクをボトルごと凍らせておくと、朝には飲みごろのシャリシャリ状態に。日中、徐々に溶けていくため、一日中冷たい飲み物を楽しめます。

2. 広口タイプで氷も入れやすい

保冷ボトルの口が広い広口タイプは、大きな氷を入れやすいためおすすめです。コンビニエンスストアやスーパーで販売されているロックアイスも簡単に入れることができます。また、内部の洗浄もしやすく、衛生的に保てるというメリットもあります。

3. ストロータイプで手軽に水分補給

ヘルメットを着用している場合や、両手が塞がりがちな交通誘導の業務中など、キャップを開け閉めする手間を省きたい時にはストロータイプが便利です。首から下げておけば、必要な時にサッと水分補給ができます。

氷バッグで冷やす!新しい熱中症対策

保冷ボトルで冷たい飲み物を持ち運ぶだけでなく、体を直接冷やすことも熱中症対策として非常に有効です。そこでおすすめしたいのが「氷バッグ」です。

1. 氷バッグの熱中症予防効果

氷バッグは、氷を詰めて体を冷やすためのアイテムです。首や脇の下、太ももの付け根といった、太い血管が通っている部分を冷やすことで、効率的に体温を下げることができます。これは、深部体温の上昇を抑えることにつながり、熱中症の予防に役立ちます。

2. 氷バッグの選び方

氷バッグを選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。

  • 耐久性: 毎日使うものなので、破れにくく、丈夫な素材でできているかを確認しましょう。
  • 水漏れ防止: キャップ部分がしっかりと閉まり、水が漏れない構造になっているかどうかが重要です。
  • サイズ: 首に巻いたり、ポケットに入れたりしやすい、携帯性に優れたサイズが便利です。

活用術

休憩中にクールダウン: 休憩時間になったら、氷バッグを首に当てたり、脇の下に挟んだりして体を冷やしましょう。わずか数分でも、驚くほど体が楽になります。
凍らせたタオルを入れる: 氷バッグに凍らせたタオルを入れておけば、より長時間、冷たさを保つことができます

まとめ:夏の現場を乗り切るための装備品

熱中症対策は、警備員としての安全を守る上で非常に重要な課題です。ご紹介した「保冷ボトル」「氷バッグ」は、単なる水分補給や体温調整にとどまらず、夏の厳しい現場を快適に乗り切るための強力な味方となります。

  • 保冷ボトル: 飲み物を冷たいまま長時間キープし、こまめな水分補給をサポートします。
  • 氷バッグ: 太い血管を冷やし、効率的に深部体温を下げて熱中症を予防します。

これらのアイテムを積極的に活用することで、警備員の皆様の安全と健康を守り、ひいては警備業界全体の働きやすい環境づくりにつながっていくのではないでしょうか。

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